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- PMS(月経前症候群)の対処法・改善方法
ご自宅での予防・セルフケア
食べ物による予防
カルシウムやマグネシウムを日常的に摂るようにすると、PMS(月経前症候群)の予防や症状の緩和につながる場合があります。
カルシウムは、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、骨ごと食べられる小魚、豆腐や納豆などの大豆製品、野菜類や海藻などに多く含まれます。
また、マグネシウムは、わかめ、あおさ、ひじきなどの海藻、魚介類、ライ麦やそばなどの穀類に多く含まれます。
ご自身で取り入れやすいものがあれば試してみてください。
ストレスの軽減
日常のストレスも、PMS(月経前症候群)の症状に影響を及ぼすといわれています。
アロマ、入浴、音楽を聴く、軽度のストレッチ、趣味の時間を楽しむなど、何でもご自身に合った方法を試してみてください。
ただし、飲酒、喫煙はPMS(月経前症候群)を悪化させる要因になり得るためお勧めはできません。
また、睡眠や休息の時間をなるべく確保していただくことも、ストレスの緩和には効果的です。
クリニックでの診察・治療
ピルその他の投薬による治療
ピルを服用いただくことで女性ホルモンの変動を抑え、PMS(月経前症候群)の症状を軽くすることができます。
当クリニックでは、将来的な妊娠のご希望を含めて患者様と相談の上、患者様の体質や症状に応じたピルを適切に処方させていただいております。
その他、必要に応じて痛み止めなどの薬を処方させていただく場合もございます。
漢方による治療
また、年齢や体質によりピルの服用がむずかしい患者様やピルの服用を希望されない患者様に向けて、漢方による治療のご用意もございます。
日常でできることなどのアドバイス
薬を使わずに、または薬による治療と併用して日常の生活習慣に工夫をすることで、PMS(月経前症候群)の症状を緩和、改善できる場合もあります。
当クリニックでは、患者様お一人おひとりの症状、体質、現在の生活習慣などに応じた適切な方法をご提案させていただいております。
専門医の紹介
症状の原因がPMS(月経前症候群)とは別の病気にあると考えられる場合や、より専門的な検査や治療が必要と考えられる場合には、連携する他の専門医をご紹介することも可能です。
心身の不調があり、婦人科、内科、精神神経科など、何科を受診すれば良いのかお悩みの方もお気軽にご相談ください。